卒業生のことば

稲垣裕亮

 実習や講義によっては先生とマンツーマンに近い状態で指導を受けられる機会もあり,とても濃密な時間を過ごすことが出来ました。さらに,義肢の製作実習では,実際に義肢を使用されているモデルさんから,義肢の話だけでなく普段の生活の話や激励の言葉をかけていただくことも多くあり,通常の授業では得られない充実感がありました。
 医療職を目指す勉強は大変でしたが,その分,働く上での姿勢や義肢装具を作る充実感を得るにはとても恵まれた3年間でした。

那須祐介

 入学から卒業まで,常に走っているような3年間で,入学前に想像していたよりも大変な3年間でした。無事に卒業できたのはこれまでたくさんの方々に助けていただいたおかげだと感謝しています。ありがとうございました。卒業がゴールではなく、義肢装具士としてようやくスタートラインに立てたところですので、学院生活で受けた御恩を忘れず、仕事に勉強に励んでいきます。

比嘉祥太

 3年間,義肢装具や関連知識を自分から学ぶ上では非常に良い環境(教官,授業内容,豊富な図書資料,学習室,併設されている病院や研究所の存在など)が整っており改めて入学してよかったと感じています。全国から年齢・性別関係なく様々な経歴をもった学生が集まるため,彼らとの学校生活で学ぶことも多くありました。ここで学んできたこと全てを糧として義肢装具士として励んでいこうと思います。卒業まで関わってくださった方々,本当にありがとうございました。

古瀬友香

 長いなと思っていった3年間はあっという間に過ぎていきました。使い慣れない工具の扱い,苦手な理系分野の勉強など苦労することが多かったのですが,新しいことを学べる良い機会だと思い励んできました。この3年間を充実したものにできたのも,教官方をはじめ,講師の皆様,モデルさん,同期,後輩,ゴールボールの仲間,看護助手として関わらせていただいた患者様など多くの方々から叱咤激励をいただいたからだと思います。これから義肢装具士として働いていく上で,この国リハで学んだことを忘れず仕事に励んでいきたいと思います。3年間ありがとうございました。

米澤杏純

 この学校に入学することができ,たくさんの貴重な出会いに恵まれた3年間でした。
 義肢装具学科の教官方をはじめ,授業に御協力いただいたモデルさん,お忙しい中を講義してくださった先生方,そして諸先輩方,後輩の皆さん,同期のみんな,さらには家族や友人・・・と,枚挙に暇がないほどお世話になりました。皆さんから与えていただくばかりの日々でした。本当にありがとうございました。これからは仕事として向き合いながら,勉強を重ね,次に皆さんにお会いしたときには少しでも良いご報告ができるように励みます。

土肥小夏

 学院生活の中では,義肢装具士としての勉強はもちろん,将来医療に携わる者として,社会人として,人間として自分がどうあるべきか学ばせていただきました。当たり障りのないうわべだけの言葉でごまかしたり,甘やかしたりなどとは違う,本当の優しさで育てていただきました。出来が悪く,いつも迷惑をかけてばかりで,本当にどうしようもない学生だったと思いますが,皆様のおかげでどうにか社会に出ることができるようになりました。この学院生活の中で皆様からいただいたもの,吸収したことを礎として,これからも精進してまいりたいと思います。

学院卒業式