障害者の災害対策ワークショップ:第六回

開催概要

日時: 2014年11月21日(日)13:30~16:30
場所:東京ビックサイト 103,104会議室
参加者: 【ユーザ】6名, 【開発者】 5名, 【スタッフ】 4名  【オブザーバー】 8名

プログラム

13:30~ 開会、挨拶
13:32~ 報告 これまでの経緯、交流WSについて
     イラスト紹介、キットの説明、今後の予定
13:50~ グループディスカッション
     ・備えキットの活用について
     ・グループ討議、発表
15:10~ 休憩
15:20~ 私たちのアクションプランをつくろう!
     ・自分たちにできそうなことをシートにまとめる
     ・発表会

16:40 終了

内容

1.開会、挨拶、オブザーバーの自己紹介

2. 報告 これまでの経緯と意見の紹介

3.グループディスカッション
グループに分かれて、キットを使った活動の広め方等について議論
<当事者や介助者に広める>
・病院や施設、法人など当事者の多い組織での利用が望ましい
・事業所や自立生活センターの自立生活プログラムの一環として活用。

<高齢者向けに展開>
・地域活動などに出てこられない在宅介護の方、高齢の方、地方の方にも広められるとよ い。

<学校で実施>

  • 小中学校の授業にキットを使った授業として取り入れてもらう
  • 障害者の支援学校の授業の一環として取り入れてもらう。(生徒だけでなく親も参加)

<地域で実施>
・地域防災訓練などと同時にキット使用。町内会などで一緒に実施。
・地域活動などに出てこられない在宅介護の方、地方の方に利用してもらえるようにしたい。

<WEB上での活用>

  • ウェブサイトでシミュレーションゲームのような感覚で参加できると良い
  • ワークショップの結果をウェブサイト上で共有、反映、拡散する。 など

4.私たちのアクションプラン
災害WSキットを用いて、自分たちが中心となって活動を広げるアクションプランについて提案してもらった。
■アクションプランの例
〈最初の一歩〉
関わっているヘルパーさんに伝え自分の備えを共有。区の障害福祉センターにも声掛けする。
〈障害当事者と周辺者による気づきプログラム〉
ひとりでも多くの障害者が災害時の備えの必要性に気づき、合わせて周辺者もそのニーズを共有する
〈みんなで考えてみよう〉
更生援護施設での自立プログラムや講演、障害者の会などで実施
〈自立生活プログラム「備えてハッピーライフ!」〉
自立生活センターくれぱす等でのプログラム実施
〈ひろめよう 災害ワークショップキットの輪〉
福祉施設職員や地域の町内会イベントに広める
〈活動地域で実践〉
川崎市内の町会で、車いすユーザーや地域の人でWSを行う。
〈高齢者・海外に展開するぞ!〉
高齢者にも使えるようにブラッシュアップし、海外に普及させたい

以上

 

写真1
写真1 キット活用の議論の様子.

写真3
写真2 グループ討議の発表の様子

写真3
写真3 アクションプランの発表!

写真3
図1 キットの活用方法の議論の結果.

写真3
図2 アクションプランの一覧.